運営メンバー紹介
Piet Hut (ピート ハット)キラ研究所所長
1985年よりプリンストン高等研究所の宇宙物理学教授を勤め、2002年より、同高等研究所内に新たに設立された学際研究プログラム所長を兼務している。(ホームページ:http://www.ids.ias.edu/~piet)
オランダ生まれ。1981年にアムステルダム大学宇宙物理学で博士号を取得したのち、米国に渡る。宇宙物理学の研究用に開発した新アルゴリズムが、現在、銀河の衝突シミュレーションから、たんぱく質の折り畳みシミュレーションなど、多岐にわたる分野で利用されている。また、地質学者や古生物学者とともに、恐竜の大量絶滅の原因についての研究でも知られる。地球への宇宙からの衝突を防ぐためのB612基金のたちあげ、超高速コンピューターによる天文学GRAPEプロジェクト、MODEST、MUSEなど、これまで設立を主導してきた学際プログラムは数知れない。
1997年、学際研究の拠点として、スタンフォード大学の認知心理学者、ロジャー=シェパード教授などとともに キラ研究所を設立、以来所長をつとめている。2008年以来キラ研究のその主な活動の場の仮想空間への移行も主導してきた。
セカンドライフでは、Pema Peraと名乗っている。キラ研究所では、天文学やシュミレーションなどの仮想空間での科学研究を主導するほか、哲学や生き方に触れる様々なワークショップを主宰している。
池上英子 キラジャパン代表
米国NYにあるNew School大学院社会学部長、教授。専門は比較歴史社会学、理論社会学、文化社会学。非西洋社会がが、欧米とは異なる近代をどのような歴史的道筋で築いてきたかを比較研究。最近は仮想世界の文明史的意味にも興味をもっている。
日本経済新聞社勤務などをへてフルブライト奨学金を受けて渡米し、1989年にハーバード大学社会学で博士号を取得。プリンストン高等研究所、ニューヨーク公共図書館の学者作家センターなどのフェロー、京都大学人文研究所客員研究員、エール大学の准教授などを歴任。著書に、「Taming of the Samurai](ハーバード大学出版、「名誉と順応―サムライ 精神の歴史社会学 」NTT出版)などがあり、近著、「Bonds of Civility」(ケンブリッジ大学出版会、「美と礼節の絆 日本における交際文化の政治的起源」NTT出版 )は、ジョン W. ホール著作賞(全米アジア学協会)、文化社会学最優秀著作賞、政治社会学最優秀著作賞(米国社会学協会)など、各種分野から5つの賞を受賞した。日本研究者、社会学理論家として世界各地で講演活動なども行っている。
キラ研究所にはその創設以来関わり、現在は理事。またキラ研究所の日本支部であるキラジャパンの代表をつとめる。
セカンドライフでは、Kiremimi Tigerpaw と名乗っていて、「遊び」とコミュニティ活動の両方に興味を持っている。仮想空間を市民活動や学際的活動に活用するため、SLを使った国際会議なども開催している。
和田裕子 キラジャパン事務局長
翻訳家・文筆家
広島修道大学社会学部、ボストン大学国際関係論修士卒。外資系情報提供会社に数年勤務後、翻訳・文筆業に転じ、演劇作品を3作演出している。
1999年国連大学で開かれた「意識を解明する科学」学際会議でPiet Hut とキラを知る。一見ゆるぎない人智の金字塔に見える科学、論理学などの客観世界が、みずからの「確かさ」を問われると、とたんに切ない人間的なジレンマを体系内にかかえはじめることを知り、以来、科学、論理学などの世界に強く魅せられている。2000年と2001年に、当時はアメリカ、マサチューセッツ州アムハーストで行われたキラ・サマースクールに参加。その縁で2008年10月、キラジャパンの立ち上げに携わることになった。
現在はキラジャパン事務局長として、キラ研究所とキラジャパンとの連携、キラ研究所の日本におけるプロモーションにあたり、また、キラジャパンの運営調整としてジャパンチームをまとめ、キラカフェのイベント監修などにあたっている。人の営みとしての科学や論理学の世界を、ほかの形で存在する智の豊かさとともにキラカフェを通じて多くの人と共有できたらと考えている。
セカンドライフではAlmond Andelと名乗り、活動している。
尾崎道雄 ゼネラルプログラムディレクター
Calet社代表、株式会社ウェイブボックス日本支社長として、日本とアメリカにおけるサーバーホスティングならびにITインテギュレート業務を行っている。
中京大学社会学部社会学科卒。アメリカカリフォルニア州立大学への留学を経て、2000年、ホスティングサービスCALET社設立。また2001年より、アメリカ法人ウェイブボックス社にIT部門担当ならびに日本市場担当として参画、現職は日本支社長を勤める。
専門はECサイト・コミュニティサイトなどにおけるマーケティングを活用しての開発・運営や黒字化。2008年、警視庁ハイテク犯罪対策捜査官(通称:サイバーポリス)養成講師。日本デジタルゲーム学会会員。
キラ研究所では、キラジャパン設立から参加し、ゼネラルプログラムディレクターとして、火曜日22時からキラカフェで毎週開かれる「Japanese Evening」(カフェトーク) と、水曜21時から開かれている「フリートーク」の企画・取りまとめや進行 にあたっている。また、全般的なキラジャパンの活動に関して監修・調整を行っている。
セカンドライフではPanda Kiddと名乗り、キラジャパン以外にも数々のイベントを含め2006年より活動している。またリンデン社の公式サポートメンバー(メンター)もつとめている。
別府理智子 学術・教育プログラムディレクター
福岡大学医学部消化器外科教室所属
外科学会専門医、大腸肛門病学会専門医、消化器外科専門医
福岡市生まれ。佐賀医科大学卒業。福岡大学で医学博士号修得。大学病院で肛門疾患の診療、学生の教育に携わりつつ、性差医療、医療安全教育などにも興味を広げている。3D仮想世界の医学教育への利用の可能性について研究中。
キラジャパンで学術・教育のプログラムを担当。
セカンドライフではRB Lemonと名乗り、医療ワークショップを定期的に開催している。
3D仮想世界の医学教育への利用 の可能性についてもセカンドライフ内で研究をはじめている。
山田里奈 ウェブマスター
東京理科大学大学院 理学研究科物理学専攻修士。JAXA宇宙航空開発機構にて、航空機翼端周辺の数値シミュレーションを研究。宇宙や物理の織りなす理論やアート性に魅了され、インターネット普及と共にWEBデザイナーになる。WEBインストラクターや企業・プロダクトサイト制作を経験後、現在はWEBや3Dインターネットコミュニケーション空間の制作及びクリエイティブコンサルティングやプロデュースを行っている。
■3Dインターネット空間の話題を中心にした個人サイト: http://ameblo.jp/spiral-effect
Piet Hutの3Dインターネットコミュニケーション空間での天文シミュレーションの講演に興味を持ち「ほかにも 正しい方法がある、それはなにか。」というKIRAの理念に共感。キラジャパン創設時より参画。
キラジャパンでは、ロゴデザインやKIRA12周年特設ページをはじめ、有志で本サイトのデザインディレクションをメインにWEB制作する。一方、内容はメンバー個々がそれぞれの視点でWEBサイトを記述し充実させていく方針を推奨している。
セカンドライフでは、Rianna Deminaと名乗り、RD designと称した大人ファンタジーなお城屋を経営。OfficeはOpenSimに存在する。その他、VWBCキャスター・マシニマ撮影許諾明記活動など、様々な3Dインターネット空間プロジェクトで活動中。

